やると決めたらやる男もっさん
なれない新人を引きつれ作業を開始
新人にも難易度が高くない作業を割り当てるもいかんせん人数が多い
ゆえに監督しきれない部分も出てきてリビングでレジェンドなバアチャン(あ~この名称長いな次からはB-Chanで)に怒られる始末
B-Chan:
人ばっかり増やしても作業効率が落ちて仕方ないでしょ、もっと考えなさい
私:
仰るとおりですが…、それは中庸な部長に言って下さい、私は1人レンタルしてくれれば終わると言ったんです
B-Chan:
あっそう
B-Chanの機嫌が悪くなったな、仕方ない
私:
すいません、私が面倒見れるのは2人が限界です
とB-Chanに泣きを入れて、とりあえずの収束を見せる…
その間に私は自分のエリアの中型品を一気に仕上げる
応援に来てくれたスコッチはなんというか…
ひどい扱いを受けているようだ…
地味にめんどくさい前面枠にガラスをはめ込む作業を1人で黙々とこなしている
あの作業は1人で延々とやったら心が折れる
こっちの作業をけりつけて合流せねば
私は自分のエリアに見切りをつけ
私:
お待たせ、真打は遅れてくるのがメキシコ式だから
スコッチ:
もっさん!
私:
チャッチャとケリつけるよ~
この時、私とスコッチには同じ戦場を駆け抜けた者同士としての信頼関係が生まれたのだ
東に朝日…
西に夕日…
かわることのない
自然のくりかえし…
男たちの友情もまた…
ここはエリア小型品…
戦場のド真ん中!!
この人海戦術に上層部が味をしめたのも事実で
ことある毎に恩着せがましく納期・工程に口出ししてくる様になりました